gutyagutya
小説の登場人物達はとてもキラキラしてる。現実の私の生活はキラキラとは程遠い。
部屋の物の配置を気にしたり、サーキュレーターの置き場所に悩んだり、湿度がやたらと気になったり、エアコンの設定温度を上げるのに躊躇したり、そもそもエアコンをつけることに躊躇したり、自分の眉毛の濃さを気にしたり、眉毛を隠したいがゆえに短髪にはしたくないし、とにかくとにかく細かい。神経質で他人から自分がどう見えるかばかり気にして。
独身、非正規、付き合ってる人すらいない。ないない尽くし。劣等感なら一杯。特別欲しいものなんてないけどお金は使いたくない。じゃあそのお金は何のため?どうしてそこまでケチケチ生活してるのか?
寒いのなら暖房をつけたらいいじゃない?それくらいのお金の余裕はあるでしょう?
欲しい物はないけどお金が減るのは嫌。
お金は安心感。
でもお金があっても満たされないし不安。現状の私不安。不安で不安でしょうがない。
「幸せなんてその辺に転がってるのさ。」みたいな?こと言われても納得できない。
自己啓発本みたいな本はたくさん読んだけど全然しっくりこない。満たされないし不安。
ご飯も食べれるし住む家もあるし一応働いてはいる。非正規だけど。それでもお金に困ってるわけでもない。
親が離婚する。ぐちゃぐちゃだ。お金でぐちゃぐちゃ。色々めんどくさい。憂鬱。離婚問題が解決したら私の気持ちも落ち着くのかな?
いやそんなこともないか。親のグダグダは関係ないな。もしも普通の家庭だったら?やっぱ関係ないな。きっと今とおんなじ人間の私がここにいただろう。うん、それは確かだな。
まあでも面倒なことは早く終わって欲しい。
どっちにしろ私は大学を辞めて派遣で働いてなんとなく流されていたと思う。これだけは絶対。
私の不満かぁ。なんだろう?
本音を言うと正社員がいい。本音を言うと恋人が欲しい。いやどうだろう?本当に望んでる?
寂しいの?
寂しいというよりはつまらない。
なんか飽きた、なんかつまんない。
興味が湧かない。
ただめんどくさい。
恋人でもいたらちがうのかな?
なーんてね。
待ってるだけじゃ駄目なの。
自分の考えをまとめられないし、そもそも考えたくない。頭を使いたくない。
私ってボケると思うなあ。
思考停止してるの。
小説家ってすごいなあ。文章を書けるって凄いなあ。
「不細工な毎日」ってフレーズを考えた人マジ天才。
なんてしっくりくるフレーズ。
私も小説の登場人物みたいになりたい。ドラマの主人公みたいになりたい。
なんてね、いい歳してアホみたいなことばかり思ってるよ。
ああクソみたいな明日がやってくる。逃げられやしない。