「そんなことないよ。〇〇〇ちゃんは優しい。」
ネガティブなことを言ったって、ここでグチグチ言ったって、私の生きる毎日は何も変わらない。会社には行きたくないし、居心地も悪い。昨日の件もあるし。
「私がやったんじゃない。」
声を大にして言い回りたい。でもそんなことしたって‥。
自分のミスじゃない。他人のミスだ。他人のミスで自分が窮地に立たされる。よくあることなんだけど、やっぱり噛み砕けない。
「私がやったんじゃない。」ってみんなに言いたい。声を特大にして館内放送で言いたい。
狭い。心が狭い。情けない。そんなに自分がかわいいか?
「自分を守るためにならなんだってしたんだよ。」
私が好きな曲の歌詞にあった。
「仲間を裏切っても目を伏せて生き延びている。」
ちょっと思い出した。
でも私はこの曲を作った人みたいな綺麗な心は持っていない。何も知らないけど、この曲を作った人は心が綺麗な人だと思う。
私お腹がブラックなの。
そう、腹黒いってやつ。
「そんなことないよ。〇〇〇ちゃんは優しい。」
ふん、ヘドロがでる。
勝手にそう思っていればいいさ。それにその発言、あなたたちは意味もなく言ってるんだ。機械的に、そう何も考えず。
とりあえずそう言っとけみたいな?
でもいいの。私だってそう言われるのを待ってるんだから。期待してるんだから。
「そんなことないよ。〇〇〇ちゃんは優しい。」
これでお互い様だ。
あれだね、私はいやらしい人間ですっていうパターンだね。
太宰系?太宰治系?
いやらしいわー。