小学校時代の私、6年間で給食を全部食べれた日は一日もない。
そこまでの勇気はないのよ、そこまでの勇気は。それを勇気と言っていいものなのかは知らない。
世間体を完全に捨てること、そんなことはできない。私にはできない。少数派になる勇気はない。多数決はいつだって正しい。そうでしょう?
小学生だって知ってる。多数決は正しい、絶対だ。あの小学生時代の学級会、多数決の力、その破壊力はすざましい。
恐るべき数の力。
中国最強!
ここは日本、中国ではない。でも多数決最強!
少数派は勝てない。絶対に負ける。
でも私がなりたいのは少数派。私の本音は少数派。
少数派は生きにくい。だから多数派に付く。本音は少数派、建前だけの行動で多数派に付く。
そこで感じる。
居心地の悪さ、違和感。
ああ‥ここは私の居場所じゃない。
小学校の頃って、先生が最強だったんだ。私の中で。
先生は絶対に正しい!先生の言ったことは守らないと駄目!先生の言ったことが全て!
そんな感じ。
先生の力は脅威だった。絶対神!先生!
もちろん今は違うけどね。
嫌いな先生、もっとも恐れた先生。
給食を必ず全部食べさせる先生。食べ終わるまで終わらない給食タイム。昼休みまでの延長戦。
その先生が担任だったら、私は不登校になっていたと思う。
小学校時代の私、6年間で給食を全部食べれた日は一日もない。