馬鹿でも独りでも幸せになる方法を教えてくれ。
今日も仕事に行ってきた。明日も仕事、明後日も仕事、明々後日も仕事。仕事、仕事、仕事、仕事。
働くために生きてるの?とはよく言ったものだ。
そう私は働くために生きてる。きっとそうだ。じゃなきゃこんなに働かないもん♪
こつこつ頑張れる人が羨ましい。こつこつ努力できる人が羨ましい。
全然頑張らない人が羨ましい。全然努力しない人が羨ましい。
友達や恋人がいる人が羨ましい。
完全なる孤独な人が羨ましい。
他人ばかりが素敵に見えるんだぜ?
他人とばかり比べて生きてるんだぜ?
私も誰かから見れば羨ましく見えるのかなあ?
そんなわけないでしょう?
派遣社員で友達も恋人もいなくて先の見えない人間、そんな人間を羨ましいと思う奴なんていない。
私は何が一番不満なんだろう?
派遣社員であること?友達がいないこと?恋人がいないこと?自分が無能なこと?
何が一番欲しい?
お金?友達?恋人?能力?
う~ん。
愛された~い!
そうだね、愛がほしいぜ♪
愛があれば大丈夫!
愛があれば歳の差なんて‥とはよく言ったもんだ。
愛だの恋だの、そんなものは私には似合わないな。語るのも恥ずかしい。
独りでも生きていけるようにしなくちゃ。
やっぱりお金だね。
ああ今まで人に貸したお金、全部帰ってこないかなあ?
もう帰ってこないことはわかってるけど‥それでも悔しい。
私は馬鹿だなあ。
馬鹿は死んでもなおらない、とはよく言ったものだ。
馬鹿でも独りでも幸せになる方法を教えてくれ。
私だって人並みに幸せになりたいのさ。